自由広場
腹膜透析の情報誌「スマイル」
皆様からのお便りや耳より情報などを掲載するコーナーです。
「自由広場」では読者の皆様からの投稿をご紹介しておりますが、スペースの都合上、一部編集して掲載させていただいております。ご了承ください。
2016年
読者の声
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普通の生活ができる
奈良県 北浦 富士男さん(68歳)
若い頃からタンパク尿が(++)前後出て、将来は血液透析と思っていましたが、先生からAPDを勧められました。APDがどのような治療なのか知りませんでしたが、やってみると夜間に治療ができ、昼間は普通の生活ができるのでAPDにして良かったです。現在は旅行、魚釣り、庭の手入れ、散歩をしています。
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神業を持つマイドクター
兵庫県 幸子さん(78歳)
こんな激痛あるかしら…と思いもよらぬ珍(菌)客が到来。夕方から痛み、「ちょっとでも痛かったらすぐ来なさい」と言われていたのに翌朝電話・即入院。腹膜炎を処置してくださるも敵去らず。「一か八かPDをもう一度お願いします」と言ったら、内科部長は「一か八かですよ、いいですか」ととても優しく言ってくださり、「はい、一か八かでもお願いします」。そして大成功、私は以前からこの先生を神様みたいと思っていました。物静かで何の処置をしても無痛、簡単明瞭に指示してくださる。日々感謝しつつ、ニールさんにも感謝し、ありがとうの毎日です。
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自己管理が大切
東京都 北原 一郎さん(56歳)
3年9ヵ月のCAPD患者です。腹膜機能を長持ちさせるため、主治医の指示で導入時から、食事療法を実践しております。体重は導入時より500g増加したものの、血圧、体調も快調にコントロールしています。お陰様で導入前に比べ、ほとんど変わらない充実したPDライフを過ごせています。HDへの移行を少しでも遅らせるためにも、細心の自己管理、とても大切です。
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4年後のオリンピックを見るために
神奈川県 坂本 考三郎さん(73歳)
CAPD4年2ヵ月になりますが、2~3年目には腹膜炎を2回も発症し、入院の繰り返しでした。心臓も悪いので、今は水分も減らして塩分は特に気をつけ、体重を計り、散歩は天気のよい日には必ず行きます。先生に真面目にやってるねと言われると嬉しいです。長生きして4年後のオリンピックを見たいです。
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もっと多くの人に知ってほしい
岡山県 原 信子さん(78歳)
私が住んでいる町にはHDの患者さんがたくさんおられますが、私のようにPDをしている人は私以外には聞きません。お世話になっていた開業医の先生が、今の病院にとても立派な先生がおられると紹介してくださいました。PDのようなやさしい透析があることを知らない人もたくさんおられます。私は日本でも指折りの内に入られる立派な先生にお世話になり、幸せなご縁がいただけたといつも感謝でいっぱいです。もう少しPDを広めてほしいと思います。
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快適生活を望んでいたけれど…
茨城県 匿名希望さん(70歳)
PDを開始する時はクレアチニンは8程度、血圧は最大170~190、最小90~100でした。現在はクレアチニン12~13、と徐々に上昇、血圧と尿素窒素は横ばいです。身体の方も午前中家事作業をすると、午後はコタツで横になって休息という生活が続いています。痛み、かゆみ等はないのですが、座っている状態から立ち上がって歩き出す時などにふらつきが発生し、転倒したりします。PDで快適生活とはいかず悩んでいます。